マクロエディターの使い方
ユーザーマクロを作成する
ユーザーマクロを作成する
自身でマクロを作成し、アーケードフリークで使用することができます。
- マクロエディター画面上部の「ユーザーマクロ」をクリックします。

- マクロを作成したいゲームのタイトルを「ゲーム名」に入力し、「機種」のプルダウンメニューから対象のゲーム機を選択し、「登録」ボタンを押します。
- ※ゲーム名・マクロ名に使用できない文字が入っている場合はエラーメッセージが表示されます。ゲーム名に使用できる文字はこちらをご覧ください。
- 登録後、「マクロを新規登録」の画面に移行したら、各項目を入力します。
- マクロ名: マクロの名称を入力します(例:必殺技の名前やコマンドなど)
- カテゴリー: マクロの種類を入力します(例:「必殺技」「裏技コマンド」など)
- ※カテゴリーは一度入力するとプルダウンメニューから選択できるようになります。
- ※アーケードフリークの液晶画面ではフォルダ名として表示されます。
- 「マクロを登録」ボタンをクリックすると、マクロ入力画面に移行します。
マクロ入力画面

- ①ミラー設定
ミラー設定で選択したボタンを押しながらマクロを発動するボタンを押すと、入力が左右反転した状態で発動します。
- 左:
- マクロ発動ボタン+8方向レバー左入力でミラー発動
- 右:
- マクロ発動ボタン+8方向レバー右入力でミラー発動
- コンボボタン:
- マクロ発動ボタン+コンボボタン(⑱)でミラー発動
- ②方向アイコン
※方向アイコンはアナログ入力(L/左スティックなど)に対応していません。 - ③ボタンアイコン各種(表示はゲーム機の種類によって異なります)
・ボタンを連続してクリックすると、同時押しのマクロが作成できます(X+Yなど)。 - ④マクロを追加
- ⑤登録
マクロが登録されて前の画面に戻ります - ⑥各アイコンの説明
- ⑦追加されたマクロ
※1つのマクロにつき50行まで登録できます。 - ⑧ボタンを押している時間(1〜4000ms)
- ⑨ボタンを離している時間(0〜4000ms)
- ⑩マクロを繰り返す回数(1〜99回)
- ⑪マクロを編集
- ⑫マクロを削除
マクロの入力例
格闘ゲームの必殺技コマンド「↓↘→+Xボタン」の場合
- ミラー設定で「コンボボタン」を選択
- ②の方向アイコンから↓をクリックして「マクロを追加」ボタンをクリック
- ↘ をクリックした後、“ボタンを離している時間”を「100」に変更して「マクロを追加」ボタンをクリック
- →をクリックして「マクロを追加」ボタンをクリック
- Xをクリックした後、“ボタンを押している時間”と“ボタンを離している時間”を「10」に変更して「マクロを追加」ボタンをクリック
- 「登録」ボタンを押して入力完了
- ※上記はあくまでも一例です。ボタンを押している時間、離している時間の最適な数値はゲームによって異なります。ゲーム上で確認しながら数値を調整してください。詳しくは下記の「マクロ入力時のヒント」をお読みください。
マクロ入力時のヒント
■入力例①:格闘ゲームの必殺技コマンド
格闘ゲームのコマンド入力は、ボタンを押す時間の調整が重要になります。1秒を60分割している60フレームのゲームの場合、1フレームは約17msとなるため、「↓↘→+Xボタン」のようなコマンドを入力する場合は下記のようになります。

また、ゲームによっては下記のように方向と攻撃ボタンを同時押しにした方が良い場合もあります。

入力が長いコマンドの場合、必要なボタンのみを設定することで入力を短縮できる場合があります。例えば、レバー1回転+Xボタンの場合は通常「→↘↓↙←↖↑↗→+X」ですが、「→↓←↑+Xボタン」に短縮することができます。
- ※ゲームによっては斜め方向も全て入力する必要があります。

方向やボタンを押し続ける溜め技コマンドのマクロは、ボタンの押す時間を変更することで作成できます。例えば、1秒間左に押してから右とXボタンを押す場合は、「←(押した時間:1000ms)→+Xボタン」となります。

また、溜める時間を4000ms以上に設定したい場合は、離した時間を0にすれば可能です。例えばXボタンを30秒間溜める場合は、Xボタン(ボタンを押した時間:4000ms)を7回+Xボタン(ボタンを押した時間:2000ms)1回というマクロを作成します。

連続したコマンドではなく、ニュートラル(ボタンを押さない時間)を挟んだ必殺技の場合は、ボタンを離した時間を加えると作成できます。 例えば、「右、ニュートラルを挟んでから下、右下、Xボタン」というコマンドの場合は、→(ボタンを離した時間:34ms)↓↘+Xとなります。

■入力例②:裏技コマンド
裏技コマンドのように複数のボタンを組み合わせたマクロは、繰り返す回数を使用すると短縮して作成できます。
例えば、「ポーズ中に上とXボタンを10回、下とXボタンを2回、○ボタン1回」というコマンド場合は、↑+X(繰り返す回数:10回)↓+X(繰り返す回数:2回)○と入力します。
- ※繰り返す場合は、ボタンを離した時間を設定しないとコマンドが早すぎるため、ゲーム上で認識しづらくなります。

■入力例③:周回動作
RPGなどでキャラクターを自動的に戦闘させる動作をマクロ化することもできます。
例えば、「左と○ボタン」「右と○ボタン」を交互に行うことで、移動と戦闘時のコマンド決定を同時に賄えるので、自動的に戦闘を繰り返すことが可能です。この場合は、←+○(ボタンを押す時間:250ms)→+○(ボタンを押す時間:250ms)と入力します。マクロ使用時にアーケードフリークの液晶画面でホールド設定をONにして、フィールドでマクロを発動すれば自動的に戦闘をし続けることができます。

ユーザーマクロのエクスポートとインポート
作成したユーザーマクロはマクロエディターのサーバー内に保存されますが、エクスポートを行うことでPCに保存することもできます。ユーザーマクロはサーバーの使用容量が100%になると新たに保存できなくなるため、エクスポート後にサーバー内の不要なマクロを削除し、容量を確保してください。
ユーザーマクロのエクスポート手順
- 保存したいユーザーマクロのエクスポートアイコンをクリックします。

- エクスポートしたいマクロのチェックボックスをクリックします。一番上のチェックボックスをクリックすると、ゲームタイトル内のマクロすべてにチェックが付きます。
- 「エクスポート」すると「(ゲームタイトル).dfs」というファイル名でPCに保存されます。
ユーザーマクロのインポート手順
- ユーザーマクロのトップページにある「マクロをインポート」の項目から「ファイルを選択」ボタンをクリックします。
- PCに保存したエクスポートファイル「(ゲームタイトル).dfs」を選択します。
- ユーザーマクロのリストにエクスポートファイルのマクロが追加されます。